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[解説]
2002年1月30日―宮本常一没後21年の祥月命日に宮本の生地、山口県周防大島で行われた講演「宮本常一のまなざし」を中心に、エッセイ、対談をまとめた。
また、最晩年の宮本が「郷土大学」開校にあたって行った記念講演を資料編に収録。宮本が調査地で撮影した写真47点を掲載するとともに、カラー図版「宮本常一・旅の足跡」(所蔵=山口県東和町/制作=(株)TEM研究所)を巻頭に掲載。
[著者]
佐野眞一(さの・しんいち)
1947(昭和22)年、東京都生。早稲田大学文学部卒。出版社、業界紙勤務を経て、ノンフィクション作家に。1997(平成9)年、民俗学者の宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に『性の王国』『業界紙諸君!』『遠い「山びこ」』『巨怪伝』『カリスマ』『凡宰伝』『東電OL殺人事件』『だれが「本」を殺すのか』『宮本常一が見た日本』『私の体験的ノンフィクション術』『東電OL症候群(シンドローム)』『だれが「本」を殺すのか 延長戦』などがある。
[目次]
宮本常一・旅の足跡
1 宮本常一のまなざし(カラー図版6点)
2 父の十ヵ条
宮本常一の精神遍歴
宮本常一の写真
記録されたものしか、記憶にとどめられない
現代日本の背骨を見据えるまなざし
追憶の一冊─『忘れられた日本人』
「土佐源氏」の謎
3 忘れられた日本人の美しい輝き
4 日本を丸ごと抱きしめた男
5 忘れられた日本人の心を求めて(聞き手/満尾功)
宮本常一の旅に学ぶ(聞き手/浜美枝)
資料編 宮本常一/郷土大学開校記念講演(1980年3月25日)
初出一覧