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[著者]
登尾明彦(のぼりお・あきひこ)
1943年、京都府生まれ。立命館大学卒業。1969年より兵庫県立湊川高等学校勤務。2004年退職。一人雑誌『パンの木』(月刊)発行。
詩集『パンと貝殻』、単著『湊川、私の学校』(草風館)、『湊川を、歩く』『それは、湊川から始まった』(みずのわ出版)、
共著『はるかなる波濤』(明治図書)、『授業が生きる光となる』(国土社)など。
[目 次]
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消息/ある年の秋のある日のこと/骨が鳴る/一個のパンにも/我が町のパン屋/私のようなパン焼きにも/僕が語って聞かせられるのは
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パンを焼きながら考える/私がパンを焼いてこれたのは/私の決め方/誇り/生き直す/一流/稼ぎ
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自分を問う/孤独な仕事/痕跡/夢を売る/問い/人間/不幸/記憶/忘れない/捨てる
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海が見える/パン焼き人生/悔い/晩年/君よパンを買う人のことを思え/願い
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店を閉める/風景/その日/今年限り/ハルモニたちハラボヂたち/まるで昔の私を見ているようだ