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[目次]
【1】里海と生活誌
1 なぜ里海なのか
里海と海ばなれ/どのように人手を
2 藻の文化多様性
雑藻と雑木/海と陸の世界観
3 なぜ生活誌なのか
『海の生活誌』から/海辺の生活記述/干潟と磯の多様性/伝承可能な里海文化
4 生活文化は実感
体験の記憶/里海の自然と生活文化
5 フィールドで
さりげない観察/生活用具と身体技術/生活文化と生態/漁民とはなにか
【2】藻と松の生活文化
第1章 文化多様性と藻
1 藻の生活文化史
生業と藻/心身の清め/肥料の利用史/ごみとり船/肥料にした藻の種類/傾斜地利用の調査から
2 三河湾の藻と貝
藻と貝に特徴/豊川河口の藻と貝の入会/渥美半島の藻と貝の入会/戦後の藻と貝/消えた貝の生活文化
3 有明海の泥土と貝
海と陸の生活文化の交わり/太良海辺のフジツボ/諫早湾岸のガタの利用
第2章 島嶼の藻
1 段々畑とアマモ
島の急傾斜地農業/立花というところ/段々畑の管理/アマモの採取/アマモのおぎない
2 旅する藻船
海民と陸民のすみわけ/人口増加と栽培技術/盛んだった採藻/タビバタケとノウセン/佐木島でも旅に/地先とタビの採藻/田尻組のモフネ/採藻と干場/モブネの生活誌
3 アマモの多様性と複合性
島世界の広がり/ナガレモ/ホシバとモバグロ/ハネアゲとカリガサネ/ヨリモバ/牛窓のナガレモとり/モバの複合利用
4 アマモの種をまく漁民
アマモの種をまく/厄介なアマモ/島に恵みをもたらすアマモ/ツボアミ仲間とくじ/ツボアミの収益/よみがえるアマモの記憶
5 石風呂とアマモ
よみがえれ石風呂/里山の温泉、里海の石風呂/丹那の三種の神器/石風呂の横綱
第3章 文化的景観と松
1 神から人へ
松と精神世界/松と実用性/燃料としての松/林産資源としての松/沿海域の松と藻/海と山の松の景観
2 三河湾の松
渥美半島の松の利用/江比間の松/夏山切り/知多半島の松/里海の春の恵み/里海と里山をつなぐイカ
【3】島の生活文化
1 高根島
磯好きの家系/遠浅でのスキアミ/潮と採取/男と女/肥料の海草と海藻
2 生口島
生口島の浅海/漁はたのしみ/荻のアマモ/御寺の海
3 佐島
百姓所の佐島/モバトリ/イカダは自由/ヨリモは入札/ガラモ/その他の肥料
4 弓削島
少ない田畑/モバとガラモ/クロマツとソクダ/久司浦/石風呂と潮湯
5 怒和島
元怒和というところ/ほとんどの家がモカリに/モの乾燥と保管/モの利用/モキリザオ/カギをつくる技/モキリザオの柄/松の利用
6 中島
大浦の農地と肥料/津和地島の藻の利用/大浦の松
7 周防大島の藻
島の暮らしと藻/内浦での利用/外浦での利用/シラバタケでの芋栽培/地先のアマモ/藻は刈りにいった/豊富な洲の資源/モで船がすすまない
8 周防大島の松
キヤマの民具と技術/用材の利用/漁民との交換/地下山と個人山/ミカン畑の風除け/開拓と松/広い松山/松のある景観/松は燃料として/フナバとモクセン/船たで/松の景観/燃料としての松/割木は商品/黒松と赤松/海辺をまもる黒松/沖家室のムネマツ/燃料にはこまらない
【4】里海生活誌の試み
第1章 海辺の記憶
1 里海の原風景
にぎやかな海辺/寂しくなった海辺/記憶を編む仕事
第2章 海辺の里の生活文化
1 地域社会と信仰
本家とのつきあい/海辺の生業/小部落の信仰とまつり/白石家の信仰/島四国/ダイダイとお日様
2 干潟と磯の記憶
干潟のめぐみ/磯のたのしみ/アオサとクロノリ/トリカイ
3 漁業暦
サワラ網漁/イリコ/エビコギ/マスアミ/延縄漁/ボラ釣り/ワタリガニ/フグ釣り/ダンベ
4 海辺の火と水
飯の道具/竃と羽釜/住まいの水/台所の燃料/風呂と洗濯
5 シダと煉瓦の石風呂
伯父の体験談/石風呂のシダ/石風呂の施設
[著者]
印南敏秀(いんなみ・としひで)
1952年、愛媛県新居浜市の海辺に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、日本観光文化研究所、京都府立山城郷土資料館、愛知大学教養部をへて、現在愛知大学経済学部教授。日本民具学会・日本生活学会理事などを歴任。現在は三河湾岸の愛知県豊橋市に住み、海里山文化・食文化・入浴文化などに関心をもっている。
主要著書
『石風呂民俗誌』『島の生活誌』(以上山口県東和町・現周防大島町)、『瀬戸内諸島と海の道』(共著、吉川弘文館)、『瀬戸内の海人文化』(共著、小学館)『瀬戸内海事典』(編著、南々社)『京文化と生活技術――食・職・農と博物館』(慶友社)、『食の文化フォーラム・食と大地』『食の文化フォーラム・米と魚』(以上共著、ドメス出版)、『共同浴の世界』(あるむ)、『水の生活誌』(八坂書房)ほか。
[用紙/刷色]
ジャケット ヴァンヌーボF-FS ホワイトS 四六判Y目110kg 4°マットPP
表紙 里紙 松 四六判Y目70kg K/1°
見返し 里紙 松 四六判Y目130kg
別丁扉 里紙 しだ 四六判Y目100kg K/1°
別丁グラビア コスモエアライト A判T目 55kg K/1°
本文 淡クリーム琥珀N A判T目 46.5kg
はじめに
なにより海が心配である。将来をになう若者が海を知らないことが心配である。澄んだ海に生き物があふれ、人の生活と海が深く関わっていたことを知らないのである。いまでも遠くまでいくと、本来の姿をみせてくれる海がある。ただし、遠くにいって一時的に癒されても、日常生活とかけはなれた海にどれほどの意味があるのだろうか。身近な目の前の海に生き物があふれ、日常生活の中心に海があってほしいのである。海だけではなく身近な山も心配である。この本は高度成長以前の身近な海や山での、人の生活と藻や松との関わりについて考えている。
いまではだれもが環境について関心をもつようになってきた。生き物が多様で豊かな海と山を「里海」や「里山」と呼び、その再生と持続性が話題になっている。里海では魚介類の産卵と生育の場として重要な藻場が注目されている。戦後の埋立てや海水汚染で失われた藻場の人工的な造成が積極的に進められている。里山は、日常生活を支える燃料や肥料などを得る雑木林をいった。戦後の燃料革命で薪炭を利用しなくなり、雑木林は放置され荒廃していった。里山も環境への関心が高まり、生物多様性が重視され、雑木林の保存運動がはじまっている。「里海」と「里山」はともに身近にありすぎて、私たちはその重要性に気がつかなかったのである。この本を書いて里海と里山の類似性が気になりはじめている。
藻場と魚介類の関係は、海の中の出来事で漁業者にしかわからなかった。しかも魚介類にとって大事な藻場は、食べられない無用のアマモやホンダワラなどの雑藻だった。畑作を支える肥料としての利用ぐらいしかとりあげてこなかった。ところが雑藻に注目すると心身両面の文化に深くねざし、海辺の生活文化と多様な関わりがあった。また島嶼部では、肥料藻をもとめて、地先だけでなく遠くまで旅にでていたのである。
この本のフィールドは、三河湾と瀬戸内海の二つの内海が中心になっている。二つの海は、日本でも遠浅の続く代表的な内海で、生態的条件もよく似ていて、生き物の種類も多かった。海辺の人々が親しく接し、多様な文化をはぐくむ里海にふさわしい、波穏やかな海だった。私にとって瀬戸内海は生まれてから青年期まですごし、一番長くフィールドとしてつきあってきた海である。三河湾は、沿岸に住んで二二年、人生で一番長く身近に接した海である。二つの海は調査者としてだけではなく、生活者の視点からも実感をとおして書ける海だった。
二つの内海は、沿岸部に松林が発達していたことでも共通する。沿岸部の人々は松を育成し、管理しながら、燃料や用材、ときには肥料としても利用した。潮風の強い沿岸部では、身近な里山の樹木として雑木ではなく松を選択した。ただし松林は人手をかけないと、遷移して雑木林にかわってしまう。松の景観は沿岸部の人々が長年かけてつくりあげてきた文化的景観なのである。なお、ここで強調しておきたいのは、松にはクロマツとアカマツの二種類あることである。アカマツはクロマツより北方に分布し、山の頂上付近の痩せ地でも育つ強い生命力がある。クロマツはアカマツよりも潮風に強く、海辺に適応し、植林によって増えることが多かった。クロマツは早く育ち、燃料効率にも優れ、島嶼の生活と密接に関わるため、アカマツとは明確に区別されていた。瀬戸内地域の松といえばアカマツをとりあげることが多かったが、内海特有の白砂青松の文化的景観はクロマツがつくりだしていたのである。
こうした松の多様な資源利用のヒントは、宮本常一が撮影した写真にあった。昭和三〇年から四〇年にかけての山口県周防大島の写真には、私がかすかに記憶する瀬戸内海沿岸の松の文化的景観が写されていた。さらに幸いだったのは、島に松の文化的景観について語れる人が残っていたことだった。
三河湾では、渥美半島根元の東海道の城下町の豊橋から、半島先端の民俗学の柳田国男で知られる伊良湖までをとりあげた。はじめて三河「奥郡」と聞いたとき、山間部かと思ったら半島先端部だとわかり驚いたことがある。半島の根元と先端部では商品経済などに遅速があり、海と山の生活文化にも違いがある。ただし、そのくわしい分析は次の課題としておきたい。
瀬戸内海については島嶼部に片寄っている。島嶼部は本土にくらべて陸の資源は制限されるが、海の資源には恵まれていた。島嶼部は陸の松と海の藻を最大限いかしながら、生きるためのシステムをつくりあげた。島嶼部の生活文化の特徴は、グローバルな視点からみたとき島国日本と重なる部分もある。島嶼と本土の関わりについても次の課題としておきたい。
最後に実母が伝承する昭和初期の愛媛県新居浜市の海辺のくらしを、生活誌の試みとして加えた。母が記憶する海辺の生活誌は、きわめて小さな世界でしかない。ただし、一人ひとりの生活世界を見つめ、蓄積していくことによってしか、日本人の生活文化の多様性や豊かさはあきらかにできないのではなかろうか。
索引
事項
[あ]
アイナメ →アブラメ
アオイキ(生木) 260
アオカイ 199
アオギザミ 307
アオクサ 220
アオサ 240,306
アオノリ 189,309
アオモ(アマモ) 243
アオリ 268
アカ(海水) 121,268
アカギザミ 307
アカシ(松の割木) 176
赤潮 137
アカマツ 10,105 →メマツ、メンキ、メンマツ
アカモ(ホンダワラ) 243
秋祭り 136,192
明山 26
アグリ(巻き網) 176
アゴシ 252
アサヅクリ 251
朝残り夜残り 194
アサリ 79,81,248
アサリほり 192
アジカ(米専用の米あげ笊) 322
アジモ(アマモ) 224,236,237,240,248,253
アセモ 291
アトフネ 114
アナダコ 191,193
アブラメ(アイナメ) 195,250
海女 160
アマモ 73,97,240 →アオモ、アジモ、オオモ、モ、モク、モバ
アマモ再生 129,137
アミアゲ 314
アメカセギ 43
アラハナ(口明け) 113
有明海漁撈用具 89
有明粘土 95
アルコール原料 127
阿波藩 142
アンブネ(網船) 266
[い]
イイダコ 286
イカウケ 219
烏賊巣曳網 183
イカダ(ナガレモ) 208
イカドーマン 181,184
イカナゴ 249
烏賊祭り 184
イギス 43,187 →ツノマタ
イケマ 121
諫早干拓資料館 94
諫早市郷土館 94
イサリ漁 193
石垣法面 101
イシガラ 210
石鎚さん 297,299,300
石鎚神社の木札 299
石法面 101
石風呂 63,66,139,140,141,142,145,243,253,329,332→イワブロ、カラブロ、シオブロ、ムシブロ、モブロ
イシベ 113
イシワリガイ 192
イソギ(流木) 217
磯好き 187,193
イソモン 237
板鍬 89,90
イチジョウゲ(一往復) 117
イチブ(物置) 295
一カン 227
イツヒロフネ(五尋船) 224
イモガラ 211
イモグラ 246
芋団子 122
芋をウグル 245
入会 113
入会漁場 81,82
入会権 68
入会山 →野山(のさん)
イリコ 315
鰯(イワシ)網[漁] 31,78
イワブロ(石風呂) 140
[う]
魚付き林 31,170
ウケ(浮子) 313
牛 84,126,211,214,244
ウダ 327
打瀬網[漁] 79
ウチカエシ 37
海界 33
ウマヅラハゲ 249
海遊び 75
海の家 287
埋立て 9,34,74,79,105
裏浜各漁業組合享有漁業権 183
宇和島藩 31
ウワダナ 268
ウワヅメ(上爪) 258
ウワミゾ 205
[え]
栄養塩 28,111
エガマ 235
エサアミ 249
エダ(松の枝) 176
枝木 144
江戸後期 167
エビコギ[漁] 219,316
家船 31,32
沿海海洋学 26
エンコウ(河童) 291
エンシキ 37,67
塩田の床土 198
[お]
追肥 92
オイテカゼ 120
オオガイ 192
オオダレ(下屋) 295
オオダン 203,213
オオモ(大藻)(アマモ) 74
オオモ(遠浅にアマモが広く繁茂している場所) 197
沖合網漁具 89
オキツボ 80
沖取網 78
沖乗り 32
オゴ 187
オシブネ 119
オジャミ 192
オソゴエ組 210
オダ(塊) 218
お大師さん 300
御建山 164
御建山御留山野山腰林帳 164
御旅所 37
オトコダケ(マダケ) 206
オトミ 294
御留山 164
踊り場 39
お日様 306
オマツ(黒松) 175
オメントさん(乙女社) 298
オモテ 121,122
オンキ(黒松) 169
オンダケ 214
オンナダケ 206
オンマツ(黒松) 327
[か]
海産資源 32
海水(水質)汚染 9,26−27,34,105,288
海水浴 47,141
海水浴場 287
カイホリツチ 113
貝類の肥料利用 80
化学肥料 73,90,115,125,235
カガリ(松明) 193
カガリ(煤) 274
カキ 79,192
カキウチ 192
カゲヘラ(日陰) 161
水主(船乗り) 129
花崗岩 76,96,127
水主浦 129
カシアゲ(樹皮) 313
鍛冶屋 73,230,250,253,311
風の喉 276
風待ち 32
型 52
ガタ(潟土) 92,94
ガタ(潟) 248
ガタアゲバ(潟揚場) 92
カタギ(クヌギなどの雑木) 161
カタクチイワシ →コイワシ
カタヒル(半日) 273
語り口 51
カチツボ 80
カチドリ 83
カチモ 113
河童 →エンコウ
門松 260
カナワ(鉄輪) 324
カニ 190
カベル(頭にのせる) 195
鎌倉時代 157
カマス 245
カマヤ(釜屋) 295
カミイキ 113
神様松 150
カミサンダナ(歳徳神棚) 300
カミサンビ 294
茅場 68
カラブロ(石風呂) 140
ガラモ(ホンダワラ) 113,195,205,210,214,235
ガランボ 198
カリ 78,215
カリガサネ(仮リ重ね) 123
カレイ 190,249
カワ(井戸) 234
瓦屋 163,205,270
環境破壊 30
緩効性肥料 78
カンコロ(干し芋) 122,214
寒潮 211,215
ガンジキ 208
岩礁 63
かん水 65
ガンゼキ(熊手) 123,257
干拓 89,94,170
干拓地 89,95
カントウシ 218
観音さん 298
[き]
企業城下町 286
奇形の魚 288
キゴヤ 264
キコリダコ(マダコ) 191
ギザミ(ギゾウ) 190,195,249,307
ギシ(法面) 101
ギシバナ(法面上端) 101
汽水域 85,189
汽水湖 68
キスゴ 219
ギゾウ →ギザミ
キナヤ(木納屋) 217
キヤマ 256,273
境界石 162
供出 255
行水 328
漁業権 129
漁業集落 29
魚類保護 31
キリ 190
キルイ(急傾斜) 203
キンカン 302
近世 70,78,109,128,129,157
近世前期 68,69
近世中ごろ 158
近世末 73,107
近代 100
金肥 44,80
[く]
グイアイ 252
久賀八幡の石風呂 141
草山 164
くせ 52
グチ 219
口明け 63,75,80,81,85,86,102,109,113,133,184,195,224,237,240,253 →アラハナ
口留め 81
クド(竃) 295
クボ(谷間) 162
クマエビ 136
クリーク(水路) 89,95
クルマエビ 136,248
クロギ(クロマツの枯れ枝) 234
クロツチ 113
グロトコ(浜床) 77,103
クロノリ 309
グロバ 210
クロマツ 10,216 →オマツ、オンキ、オンマツ
[け]
ケ(青藻) 134
ケ(仕事) 49
経験知 34,147
景勝地 329
ゲシ(法面) 205,213
ゲシグサ 213
ゲシネ(法面の根元) 205,214
ゲシノハナ 213
ゲシバナ 205
ケズリハナ(削り花) 278
ケタ 80
ケラウツ 201
原始漁法 286
ケンド(通し) 296
[こ]
ゴ(落ち松葉) 174,176
コアマモ 74
コイワシ(カタクチイワシ) 315
光合成 131
耕作放棄 105
高度成長[期] 145,265
神戸肥 73,125
コウボク(坑木) 163
コエカエ(肥汲み) 251
コエカエブネ 277
コエカツギ 255
五右衛門風呂 177,265
コオラ(焙烙) 323
コギ(松の枯枝) 158,239
コギンボ(松の枯れ枝) 176
国郡志下調差出帳 72
コクバ(松葉) 228,326
コクバカキ 233
護国芋 127,245
腰林 164
御神幸 37
コダグル(きりおとす) 274
コダン 203,213
コチ →ニゴタ
コッパ(落ち松葉) 158
コッパナヤ 264
ゴトガニ 308
コノシロ 136,316
コビル(10時) 206
コブネ 266
ゴミカキ 89
ごみとり船 71
コモク(小藻)(コアマモ) 74
コヤライ(育生) 236
金毘羅さん 135,297,313
[さ]
サース(天秤棒) 325
サイギサマ 261
菜魚 33
採藻集落 29
採藻場沿革 69
採藻場慣行届 69
サイラノコ 314
サカイボリ 273
サカイマツ(境松) 240
佐賀県立博物館 87
魚の産卵場所 249
サキ(先端) 121
サクラガイ 291
サザエ 192
サシイタ 122
砂泥質 63
サレテボ 228
サワラ網 312
サワラの旬 312
サンカクアミ 236
産業社会 33
三本松 171
[し]
ジイジイ 86
ジイソ(地磯) 226
シオガキ 37
シオガタ(潮が流れる上側) 231
シオジタ(潮が流れる下側) 231
塩づくり 65
潮づけ 217
潮の満干 193
塩祓い 66
シオブロ(石風呂) 140
潮待ち 32
潮湯(塩湯) 43,146
自家製肥料 86
ジゲヤマ(地下山) 260
資源管理 48,109
資源管理型漁業 31
シゴ(肥料) 101,104
シコロ(下屋) 174
シダ(ヤマシダ) 330
下草刈り 179
シタゴリ(下刈り) 262
シタヅメ(下爪) 258
シダンボ(羊歯) 177
七厘 325
シツケ 296
地乗り 32
柴草山 164
地引網 79
島四国 301
ジメキ(フジツボ) 90
シモイキ 113
下肥 73,92,125,215 →ダル、ババ
シャギムギ(押麦) 321
シャクカキ 317
シャミセンガイ →メカジャ
終戦後 223,253
終戦直後 220,266
種子植物 63
ショイノミ(エノキ) 262
ジョウキ 270
消波ブロック 216
商品作物 73,100,125,134
昭和 140
昭和初期 99,205,243,261,321
昭和20年代 137
昭和20年代末 250
昭和30年代 171,269
昭和30年代なかば 115
昭和30年代後半 244−245
昭和40年代 137
除虫菊 77,101
シラバタケ 244
シラブ 192
シリビト(シリヒト) 114,276
シルシ 242
シロエビ 190
ジン(肥松) 176
信仰 150
人口植林 29
深層施肥 78
身体技術 51,53,55
新田開発 74,79
ジンマツ(松の切り株) 180
[す]
スアナ 197
水産事項特別調査 29
水産保護調(石神村) 83
水質汚染 →海水(水質)汚染
スイタ 121
スエビ 249
周防大島東部の生産用具 73
スガイ(縄) 44
スキアミ 190,193
スクズ(落ち松葉) 239
スジキリ(畦キリ) 100
スズキ 139
スズメガイ 192
スダイダイ 261
スナ 113
砂地 85,197,205
スナムシ(ゴカイ) 43
スバナ 197
ズブロ(ちょうどよい太さの松の枝) 238
ズベンコ 327
スボシ 316
[せ]
セ(地面に向いた方) 245
製塩土器 65
生活技術 48
生活誌 11
生活世界 11
生活文化 11,59
生活用具 53,203
生産用具 73
生息場所 86
生態学 55
生物多様性 9,26,28
西洋竈 324
瀬戸内航路 32,43,100
瀬戸内海地帯における急傾斜地利用及び土壌保全に関する綜合研究 75
セン(穴) 121
センガンブネ 111
戦後 73,91,99,125,127,209,266,321,328
戦後復興 229
善根宿 302
潜水漁具 90
戦前 92,100,214,223,240,259,278,321
戦争中 →第二次世界大戦中
ゼンダナ 203
銭湯 328
センバ(松枝) 66
センバ(青松葉がついた枝) 158
センバ(松の枝葉) 143
[そ]
雑木 216
雑木林 9
草生法面 101
藻類 63
ソクド(落ち松葉) 202
ソネ(尾根) 162,272
[た]
タイ 249
大正中期 52,125
大正終り 180
大正末 261,321,330
ダイダイ 305
第二次世界大戦 87
第二次世界大戦前後 84,85
第二次世界大戦中(戦争中) 90,91,94,125,228,253,255,262,317,328
堆肥 84
タイヒバ(堆肥場) 126
タイラギ 91
大漁旗 313
タオシグルマ(田押車) 296
高松藩 142
手繰網 31
タコ 190
タコカキ 191,193
タコガメ(タコ壺) 174
タタエ(波うち際) 267
タチウオ 254
タニシ 297
種子(タネコ) 81
タネビ(種火) 269
旅磯 237
タビイソ(旅磯) 226
タビのモブネ 113,115
タビバタケ 110
田舟 47
ダベ 198
ダベジ 216
玉藻刈る 65
たらい 328
太良町歴史民俗資料館 90
ダル(下肥) 211
タルキ(縦溝) 101
樽船 195
ダングチ 216
淡水湖 68
ダンズマイがいい 100
段々畑 223,244,246,251
段々畑の管理 100
段々畑の法面 101
丹那の石風呂 141,142,147
ダンブチ 199
ダンベ(生簀) 320
タンボ(肥壺) 92
[ち]
稚エビ 137
地先権 134
チッソ 78
チヌゴ 195
茶粥 248,274
チャッチャ 111
チャンコ(農船) 266
調査態度 52
長州風呂 328
チョウノ(手斧) 162
チョンダライ(桶) 43
[つ]
ツキアミ(押し網) 216
ツギザオ 207
ツジ(根元) 121
ツダシバ 271
土法面 101
ツチンボ(木槌) 85
ツツジ 181,219
ツナシ 136
ツノマタ(イギス) 240
ツボ(巻貝) 79
ツボアミ 120,129,136
ツボアミ仲間 139
ツボヤ(汚水壺) 325
ツミマワシ(中継地) 210
ツメ 230
ツルオコシ 215
ツングリ(松笠) 219
[て]
底質改良 139
泥地 74
泥土 85,87
テカギ(熊手) 308,326
出稼ぎ 212
テヅキアジカ(手付籠) 323
テボ 227
天狗 150
テングサ 43,240
天狗のとまり松 155
天狗松 150
転作 115,229
伝統文化 27
テンマ(農船) 205
[と]
投網 40
ドウ 230
トウゲマツ(峠松) 263,269
遠崎の松 154
トオノモ 207
ドーマン(竹籠) 182
渡海船 259
土壌浸食 96,100
ドハ(土畦) 244
ドベ 248
トモ 122
トリカイ 311
ドロミ 255
トンギリオーコ(天秤棒) 101
ドングリ(松笠) 158,256
ドンザ 247
[な]
ナカシオ 253
ナカダシ 271
ナカダナ 266,268
ナガレモ(流れ藻) 74,94,235,242 →イカダ
名古屋フグ 320
ナダ(海辺) 314
夏山切り 178
ナバ(茸) 272
ナマモ(生藻) 116
ナルイ(緩やか) 203
ナワバチ 317
[に]
ニガ(床土) 235
ニガニシ 192
二元論 49
ニゴタ(コチ) 285
ニシ 192
二次林 25
ニッキノキ 299
ニナイ 325
入道松 154
鶏 84
[ぬ]
ヌキブロ(終い風呂) 328
ヌスットメ 121
ヌタ 311
[ね]
熱気浴 66,139
ネバ土(粘土) 197,198,205
燃料革命 143,163,171
[の]
農業社会 33
ノウセン(農船) 111,195 →チャンコ、テンマ、ヤマジャ(ヂャ)ンコ
野山(入会山,部落山) 164,269,270
ノボリ(水押し) 266
ノリ 240
海苔養殖 29,34,80,89,183
[は]
ハイダメ 327
白砂青松 11,142,150,171,329
禿山 111
ハゼゴ 330
裸法面 101
ハダカヤマ 236
ハチク 254
八十八夜 86
ハチノス 295
ハッタイコ 295
ハッタケ 327
ハネアゲ 123
ババ(下肥) 235
ハバリ 198
ハマグリ 79
浜育ち 56
ハマチの養殖 133,137
浜床 →グロトコ
ハヤボリ 250
ハラ 245
バラス(小石) 251
ハレ(行事) 49,180
バン(浜の干し場) 226
バンゲ(夕方) 328
バンジャ(おやつ) 122
般若寺の松 154
[ひ]
ヒウガマツ(日向松) 239
干潟 39,79,83,87,90,94,243
干潟漁具 89
ヒキブネ 239
ヒジキ 189,240,253
ヒチク(マダケ) 253−254
一ケタ 271
ヒトシオ 253
ヒトデ 84,212
ヒトリオヤカタ(一人親方) 163
日向水 328
百姓育ち 56
漂着物 →ヨリモノ
ヒラガマ(大鍋) 258
ヒラグワ 247
ヒラバタケ 203,213
ヒラムギ(押麦) 278
広島藩 142,164
ビンモライ(便乗) 224,227
[ふ]
ふぐちり 320
フグ釣り 319
フグの旬 319
福山藩 142
フゴ 245
フジツボ 90 →ジメキ
豚 84,126
フチ 113
物々交換 195
フナオロシ 313
船霊さま 313
フナドリ 83
フナバ(造船所) 266
フナマワシ 205
フナムシ 267
船タデ 77,127,160,178,256,259,267,275,276,278
船繋ぎの大松 155,262
フノリ 240
ブラクヤマ 273
ブラクリン(共有山) 259
フロ 140
風呂焚き 127
文化的景観 10,156,171
[へ]
ベコ(小牛) 126
ベザイテン(弁財天) 297
ヘラバタ 100
ベンガラ 157
弁慶松 154
[ほ]
ホ(鍬先) 245
ボウズリ 268
防風林 162,169,240
ホウロク(焙烙) 294 →コオラ
ホーランエ(管絃祭) 193
ホク(堀りだした松の根株) 158
ホコツキ 250
ボサ(伐りだした松) 176,179
ホシバ(干場) 116,119,122
星降り松 154
ホシモ(干藻) 115
ホソモ(コアマモ) 74
ホタ(松の切り株) 239
ホトケビ 294
ホネヤスミ 248
ボラ 136
ボラ釣り 317
ボロイ(痩せた) 236
盆踊り 39
ホンダワラ 65,69,70,73,94,104,240 →アカモ、ガラモ、モ、モク、モバ
ホンナワ(延縄の本縄) 317
ホンニシ 192
[ま]
マキヅリ(蒔き餌釣り) 198
マサゴ(小石) 254
マザリモノ 252
マスアミ(定置網) 316
マタヅエ(又杖) 258
マチゴミ 209
マツイカ 251
マツカサ(松笠) 176,239 →ツングリ、ドングリ、マツボックリ
松が立っている(大木が並ぶ) 158,168
松枯れ病(マツクイムシ) 105,260,261,269,329
松並木 45
松のきり旬 259
マツバ(松の小枝と青松葉) 238
松林 10
マツボックリ(松笠) 180
マツヤニ 217
松割木 159
マテガイ 192
ママコ(短い畦) 100
マンガ 80
マンセン(一杯) 116
マンリキ(千刃扱き) 296
[み]
ミズカツギ 255
ミズキリ 211
ミズゴエ(尿) 215
ミズダル 116
御手洗港内採藻禁止願 33
ミチマツ(道松) 263
ミツゴ 245
御津神社 184
御津大明神 184
ミヤコツボ 307
御幸松 154
名荷村国郡志下調帳 168
ミルガイ 248
民間療法 66
[む]
昔語り 51
麦肥 85
ムシブロ(石風呂) 140,220
無人島 160
ムネマツ(嶺松) 260,275,279
ムヒロフネ(六尋船) 224
ムライド 218
村組 210
村立実録帳(重井) 107
[め]
明治[時代] 86,94,142,261,270
明治初年 168
明治初期 99,107
明治中期 107−108
明治20年代 178
明治末 180
メイタ(定規) 313
メカジャ(シャミセンガイ) 91
メツボ(芽) 245
メバル 219,250
メマツ(赤松) 175
メンキ(赤松) 169
メンダケ 214
メンマツ(赤松) 216,238,327
[も]
モ(アマモとホンダワラを総称=瀬戸内海) 63
モ(ホンダワラ) 240,243,244,250,253
モイカ 249
モエビ 249
モカギ 229,237
藻が三本ありゃ曳いてとおれ 31
モカリ 224
モカリカギ 253
モカリザオ 225,255
モキリ 229
モキリザオ 230,232,244
モク(アマモとホンダワラを総称=三河湾) 63
モクとり 44
モクの畑 44
モクヒキ 75
モザオ 206
モジ 198
藻塩の会 65
モズエ 270
元肥 44,84
モトヅル(元蔓) 245
モバ(アマモとホンダワラを総称=瀬戸内海) 63
藻場 9,63
モバ(アマモ) 101,195,197,205,214,240,243,308
モバ(ホンダワラ) 237
モバグロ 103,123,201
モバシ(藻竿) 113
モバタ 119
モバ番 215
モバヒロイ 196
モバラ(海底の呼称) 113
モバラ(モバが茂る場所) 206
モバワラ(モバがよく茂ったところ) 216
モブロ(藻風呂)(石風呂) 139,140
モヤイ(共同) 224
もらい風呂 265,276,328
モロギ 190
モンゴウイカ 181
モンダレ 65
紋フグ 320
[や]
ヤキド(火葬場) 180
焼物の竈 324
ヤケチ(乾燥地) 101
ヤサラ 192
ヤマキリ(杣人) 217
ヤマグイアイ 269
ヤマグルマ 239
ヤマコ 161
ヤマジャ(ヂャ)ンコ(農船) 254,266
山帳 164
ヤマツツジ 182
山の神 150
ヤマビ 217,220
弥生時代 89
[ゆ]
ユ 140
ユウソ 217
ユウマジメ 249
[よ]
影向の松 154
養殖漁具 89
ヨシエビ 136
ヨシオ(夜潮) 115
吉野ヶ里遺跡 89
夜泣松 155
嫁の泣き潮 194
ヨラメ 86
ヨリキ(流木) 242
ヨリモ(寄藻) 74,209,215
ヨリモノ(漂着物) 243
ヨロメ(黒く細かい砂) 206
ヨロメジ 206
[ら]
来迎の松 154
[り]
陸界 33
離島及び沿海諸村に於ける郷党生活の調査 52
流木 124,178,202,242 →イソギ、ヨリキ
緑肥 33,68,70,79,127,133
リン(丸太) 268
リンサン 78
[ろ]
ロクジ 100
[わ]
ワイジオ(逆渦) 120
ワカメ 189,240
ワカメマキ 174
ワケギの旬 311
ワタリガニ 308,318
ワラグロ 296
ワリキ(松の幹と太枝を割ったもの) 238
ワルキ(割木)(松の幹を割ったもの) 158
ワンメゴ(茶碗籠) 326
[を]
ヲメギ 174
地名
[あ]
青島 237
安芸津[町] 113
安下庄(周防大島) 162,259
赤穂[市] 129,134
庵治[町] 119
芦田川 113,116
渥美郡 81
渥美半島 49,53,55,78,79,172,175
阿波島 115
阿弥陀ヶ峰(周防大島) 269
有明海 80,87,90,94
粟井(中島) 238,239
淡路島 65
粟手(佐島) 210
[い]
飯盛町江ノ浦(諫早市) 94
伊保田(周防大島) 171,263,266,269,271
伊川津 58,82,173
伊喜末(小豆島) 119,120,126
生名島 110
生口島 110,115,193,197,198,201
伊崎(周防大島) 259,277
諫早湾 87,93
石神[村] 82
石巻[町] 85
泉[村] 51
伊勢ヶ鼻(弓削島) 215
伊ノ浦(情島) 279
今出(弓削島) 215
今治[市] 63,209
伊良湖 11,53,173,283
岩城島 110,203,207,208
因島 69,107,110,209,214,218
[う]
浮島 163
牛ヶ首(周防大島) 251
牛島 209
牛窓 73,117,119,125,134
うずあいの瀬戸 135,136
内浦(周防大島) 243,272
内浦(田島) 115
内入(周防大島) 42,171,243,269,272
宇津江 83,173
内海[町] 115
馬ヶ原 263
馬越浜(小豆島) 124
梅田川 68
梅藪 81
浦(佐島) 210
裏浜(内浜)(渥美半島) 55,58,80,183
宇和島 31
[え]
江川 85
江尻(佐島) 206
江田島 160
江ノ浦(向島) 99
江比間[村] 82,84,85,173,175,179,181,182
愛媛県 163,262
[お]
小江(小豆島) 119,126
大分県 131
大浦(太良町) 91
大浦(中島) 230,234
大阪 72,100
大崎[村] 48,68,74
大崎(周防大島) 275
大崎上島 32,115
大島(庵治町) 119
大島(越智大島) 63,113,205,301
大多府島 129,131,138
大塚 85,183
大積(周防大島) 162,260,277
大乗 112
大畑(高根島) 189
大畑(情島) 279
大畠 65
大畠瀬戸 154
大浜[村](因島) 69,110
大部(小豆島) 124
大神子 139,142
大三島 104
大見山(周防大島) 270
大村湾 94
大渡野 94
岡条(向島) 99
岡村島 235
隠岐 68
荻(生口島) 198,201
沖家室島 160,162,251,275
沖条(向島) 76,99
奥海田村 164
押崎鼻(高根島) 198
越智大島 →大島
小積(周防大島) 155,162,262,277
尾道 100,219,294
小浜(周防大島) 273
小海郷(小豆島) 119
表浜(渥美半島) 55,58,78
音戸の瀬戸 239
[か]
加賀 150
鹿久居島 129,133
鹿児島 131
風早 113
鹿島[市] 90,92
頭島 129
片島 252
片添(周防大島) 162,169
葛島 126
神奈川県 29
兜島(庵治町) 119
蕪崎 125
蒲郡[市] 85,183
上蒲刈島 65
神島 53
上弓削(弓削島) 114,215
亀山 51
賀茂[町] 85
河原津(西条市) 312
観音寺[市] 209
寒川 315
[き]
喜光寺 317
木曾谷 25
北町(生口島) 197,202
京都[市] 141,157
吉良 53
錦海湾 125
[く]
久賀(周防大島) 141,154,163
草間[村] 68,80
久司浦(弓削島) 206,219
忽那七島 221
倉敷[市] 129
倉橋島 69,71,160
呉 72,271
[け]
現寺湾(鹿久居島) 133,136,138
[こ]
己斐 142
小伊保田(周防大島) 271
高根島 115,187,193,194
神浦(周防大島) 171
河和 179
小泊(周防大島) 171,270
小中山 58,173
小浜(中島) 240
小松 150
小松(周防大島) 154
小松島[市] 139,142
[さ]
幸崎 112
西条[市] 287
佐賀県 93,145
佐賀平野 87,90,95
佐木島 110,111,113,168
佐島 111,203,206,208,209,211,220
里ノ鼻(弓削島) 215
讚岐 150
佐連(周防大島) 43,73,155,251,260,261,277
沢津(新居浜市) 288
三ヶ浦(周防大島) 248,273
[し]
四海(小豆島) 117,119,120,133
地家室(周防大島) 66,276,277
重井[村](因島) 70,107,110,113,116,168,203,215,220
四阪島 211
鹿家(周防大島) 155
下田(周防大島) 171,243,256,272
志度湾 120
篠島 85
島根県 163
下泉 317
下弓削(弓削島) 221
蛇の首(鹿久居島) 138
小豆島 70,117,127,133,134
城山(周防大島内入) 269
城山(周防大島西方) 247
女郎川 85
白石島 103−104,237
白木山(周防大島) 162,273
新宮[島](周防大島) 42
[す]
周防 150
周防大島 11,36,43,65,66,70,73,141,158,161,240,256
洲崎(沖家室島) 275
逗子ヶ浜(周防大島) 269
須ノ上(佐木島) 110
[せ]
瀬戸田[町/港] 112,187
[そ]
外浦(周防大島) 73,243,272
外浦(因島) 214
[た]
鯛ノ峰 263
大連 131
高木 82
高島(庵治町) 119
高島(水島沖) 104
高津[村] 293
高浜(弓削島) 215
高松[市] 119,134
高見山(向島) 97,99,105
滝宮(小豆島) 70,119
多喜浜新田(新居浜市) 332
田熊(因島) 110
竹崎 90,92,93
竹原[市] 111,112,113,115,147
田高根(生口島) 201
田島 115
田尻 113,114,115,116,142
忠海 147
立花(向島) 75,96,99,100,101,102,104,167,168
橘湾 94
種子島 43,141
田ノ尻(周防大島) 163,169
田原 53
太良[町] 90
多良岳 90
丹那 141,147
[ち]
筑後川 87
知多半島 79,179
千葉県 29,136
朝鮮半島 131
[つ]
対馬 68
津田 145
綱崎 134
津和地島 221,229,237,252
[て]
手賀沼 68
[と]
土居(周防大島) 273
東京 136
東京都 29
東京湾 28,68,80
答志島 85
徳山 259
土佐 158
土庄[町](小豆島) 117,119
外入(周防大島) 66,73,248,259,274
泊(周防大島) 266
鞆[の浦] 112,136,209
豊川 81,85
豊島(愛媛県) 214
豊島(広島県) 266
豊橋[市] 11,68
豊浜 85
鳥端(新居浜市) 294,297
[な]
中海 68
長崎(周防大島) 36,42,243,273
長崎県 93
長師(中島) 240
中島 221,229,234,238
中庄[村](因島) 109
中津(新居浜市) 297
中野(生口島) 197
長浜(愛媛県) 237
長浜(小豆島) 70,119,124
長浜(周防大島) 162
中山 173
情島 160,162,255,266,278
七浦 92
七つ山 177,181
[に]
新居浜[市] 11,283,287
西植田 68
西浦(因島) 110
西方(周防大島) 70
西瀬戸内 73
西の浜(渥美半島) 55,81,173
虹の松原 171
西邊浜(佐島) 206
[ぬ]
沼田川 166
怒和島 70,221
[の]
能地(三原市) 31
能美島 71
野忽那島 221
野田 179
野依 68
[は]
箱崎(因島) 218,219
波止浜 209
柱島 160,221
羽田[村] 48
畑里(中島) 238
八王子 179
垣生(新居浜市) 283,293,329
ハマジョウ(因島) 111
浜名湖 68
浜町(鹿島市) 90
ハモト(弓削島) 220
林(生口島) 115
[ひ]
日出 58
燧灘 211
東植田 68
引野(弓削島) 212,216
日色野 81
日生 129,131,134,137
日向 158,239
瓢箪島 196
広石 184
広島[市] 72,141,271
広島湾 71
琵琶湖 68
琵琶島 94
[ふ]
福岡県 131
福田[港](生口島) 197
福山[市] 111,112,113,136
福良湾(佐島) 206
釜山 266
藤川 53
二神島 221,230,252
二窓 112
仏餉 68
船越(周防大島) 169,171,244,247,256
船屋(西条市) 332
[へ]
平郡島 70
碧南 179
[ほ]
宝飯郡 81
北条 235
宝地(生口島) 201
仏ノ浦(情島) 279
本浦(沖家室島) 276
本浦(情島) 255,279
本郷(新居浜市) 294,297
[ま]
前芝[村] 81,85
町(新居浜市) 293,297
松ヶ鼻(周防大島) 251
松永 77
松永湾 103,112
丸亀 208
萬の浜(周防大島) 254
[み]
水島 77,103,104,208
御手洗(大崎上島) 32
三津浜 259
御寺(生口島) 115,197,201,202
御津[町] 184
水無瀬[島] 70,160,226,277
南知多[町] 85
箕島 113,114
三原[市] 31,103,111,112
三谷 87
宮ノ浦(大三島) 211
名荷(生口島) 110,115,168
明神(弓削島) 212,215
[む]
向島 75,99
向山 58
睦月島 221,229
牟呂[村] 68,80,81,85,86
[も]
元怒和(怒和島) 221,224,229
森(周防大島) 161,163,169,171
諸島 160,278
[や]
屋久島 141
矢熊 44,75
屋島 119
安浦[町] 112
八瀬 141
山口県 131
山端(新居浜市) 297
[ゆ]
油宇(周防大島) 73,155,171,252,263,266,267
弓削島 110,113,203,206,220
油良(周防大島) 155
[よ]
横島 115
吉田 82
米子湾(鹿久居島) 138
呼子の鼻 134
[ろ]
六条潟 81
[わ]
我島 163
和佐(周防大島) 270
和地[村] 58,78
和田(周防大島) 37,155,159,162,171,243,269,270,271
和田(三原市) 103
書籍・論考
[あ]
『愛知県史』 184
『渥美町史 歴史編 下巻』 183
『有明海の漁撈習俗』 90
『有明海博物誌』(佐賀県立博物館) 87
[い]
『生きてきた瀬戸内海』(瀬戸内海環境保全協会)287
「井口の南地方の生活諺」(杉原善三郎) 194
「石鎚さんとお大師さん」(印南敏秀) 300
『泉村々史』 82,178
『因島案内』 107,110
『因島市史』(青木茂) 69,109
[う]
『宇和島藩吉田藩漁村経済史料補遺』 31,32
[え]
「愛媛県新居浜市垣生の石風呂」(印南敏秀) 292
[お]
『大柿町史』 72
『大崎漁業協同組合史』 68,74,80
『大神子』 145
『岡山県史 7 近世U』 131
[か]
『海村生活の研究』(柳田国男) 54
『加子浦の工業化』 131
[き]
『魏志』 140
『近世の経済発展と地方社会』(中山富広) 167
[く]
『倉橋町史 資料編U』 69
[け]
『芸藩通史』 107,164
[こ]
「米、その道具と調理技術の変遷」(印南敏秀)292
[さ]
「採藻(モク採り)」(大村一男) 70
『さつまいも』(坂井健吉) 78
『里湖 モク採り物語』(平塚純一・山室真澄・石飛裕) 71
『里海論』(柳哲雄) 28
『里山の環境学』(武内和彦・鷲谷いづみ・恒川篤史) 26
『参海雑志』(渡辺崋山) 54,80
『三州奥郡漁民風俗誌』(松下石人) 51,52,53,54,55,56,80,172,183
『三州奥郡産育風俗図絵』(松下石人) 51,172
『三州奥郡風俗図絵』(松下石人) 51,172
[し]
「島」(柳田国男) 158
「島の農民」(宮本常一) 71
『小豆島小江の若者組』 128
『小豆島民俗誌』(川野正雄) 128
『森林 T・U・V』(四手井綱英) 26
『森林はモリやハヤシではない』(四手井綱英)26
[す]
『周防大島を中心としたる海の生活誌』(宮本常一) 35,67,156,241
[せ]
「瀬戸内島嶼部の伝統的資源活用――小豆島のアマモ』(印南敏秀) 134
『瀬戸内海』(中国新聞社) 96
『瀬戸内海地域における急傾斜地利用及び土壌保全に関する研究 第3報』(広島県立農業試験場) 97
『瀬戸内海地域に於ける急傾斜地利用並に土壌保全に関する研究 第2報』(広島県立農業試験場) 75,97
『瀬戸内海地帯における傾斜地農業の研究――自力保全と土地利用』(広島県立農業試験場) 97
『瀬戸内海島嶼地帯に於ける急傾斜地利用及び土壌保全に関する研究――御調郡立花村に於ける実態調査』(広島県立農業試験場) 97
「戦前の女四国遍路」(印南敏秀) 292
[た]
『太良町誌 上巻』 92
[ち]
『知多半島を読む』(木原克之) 179
[て]
「天狗松・神様松」(柳田国男) 150
[と]
『東京府管内水産図誌』 29
「東京湾漁場図」(泉水宗助) 28
「東京湾の海藻をめぐって」(桜田勝徳) 28
『東和町誌 石風呂民俗誌』(印南敏秀) 68,140
『東和町誌 本編』(宮本常一・岡本定) 64,169,240
『東和町誌別編 島の生活誌』(印南敏秀) 39,43,68
『豊橋市史』 68,74
『豊橋市浄慈院日別雑記 U』(渡辺和敏) 49
[な]
『内湖と河川の漁法』(滋賀県教育委員会) 71
『渚と日本人』(高崎裕士・高桑守史) 291
[に]
『新居浜市史』 288
『日本蜑人伝統の研究』(田辺悟) 160
『日本人の相対的環境観』(小口千明) 142
「入浴と洗濯の100年」(印南敏秀) 292
[の]
『農の情景』(杉浦明平) 182
「農民と海」(河岡武春) 73
[ひ]
『干潟と干拓』(川内知子) 95
『日生諸島の民俗』 131
『100人証言集・高砂の海いまむかし』(高崎裕士) 291
「広島藩沿海部における林野の利用とその『植生』」(佐竹昭) 164
「広島藩沿海部における林野利用の諸様相 1・2」(佐竹昭) 168
[ふ]
『風呂とエクスタシー』(吉田集而) 140
[ほ]
『防長地下上申』 171
『防長風土注進案』 70
[ま]
『万葉集』 64
[み]
『三河湾・伊勢湾漁撈習俗緊急調査報告 第2集』 183
『三原市史 民俗編』(宮本常一) 111
『宮本常一著作集 40 周防大島民俗誌』 154
『宮本常一著作集 28 対馬漁業史』 70
『宮本常一著作集 43 自然と日本人』 156
[む]
『牟呂史』 80
[も]
「モクとりの夏」(豊田きん) 44
[ゆ]
「遊海島記」(柳田国男) 283
『弓削民俗誌』 203
『豊町史 資料編』 33
[よ]
「夜引きの夜の昔語り」(宮本常一) 160
[ろ]
『六条潟と西浜の歴史』(牟呂漁業協同組合) 82
[わ]
『忘れられた日本人』(宮本常一) 36
「私のふるさと」(宮本常一) 36,39
『渡辺崋山集 第二巻 日記・紀行(下)』 53